UZURANO小話

パンとお菓子と日々のこと。

9月21日(水) 穴の開いたローズマリーのパン

これは、先週焼いたローズマリーのパン。

なかなか上手く焼けたなと思ったのに、中には大きな穴が。

こういうこと、時々ありますね。

 

穴からパンの本音が聞こえてきそうで、耳を近づけてみたり…。

なんて、何も聞こえてはきませんが、穴の開いたパンも悪くない。

なんだか愛らしいかたち。

 

このローズマリーのパン、本当はフォカッチャになる予定だったもの。

オリーブオイルなども加えて生地を仕込んだのですが、

成形の段階で思うような形にならず、断念。

平らに広げるだけなのに、なぜか斜めになってしまう生地…。

そして菱形になってしまう生地…。

結局発酵かごに入れ、いつもの工程になりました。

 

ところで、フォカッチャは型に入れて焼くのか、天板に平らに広げたまま焼くのか

いつも悩んでしまいます。

 

型に入れると言っても、ぴったりなものがなく、いつも余白が出来てしまう。

では平らのままでと思っても、発酵させる間に生地がどんどん広がってしまうのでは?

と思って落ち着かない。

 

悩み多き、フォカッチャ。

そんな心のブレが成形を失敗させる…のかもしれません。

 

しかし穴が開いた以外は、クラムもふっくらと焼き上がり

ローズマリーの爽やかな香りを感じる、美味しいパン。

 

 

1本引いたクープも、キレイに開きました。

 

お昼は、よつ葉の発酵バターをのせて。

ひんやりとしたバターが美味しい。

バターのクリーミーなコクに、キリっとしたローズマリー

コーヒーと共に、美味しいお昼ご飯になりました。

 

材料と工程はこちらから

↓ ↓ ↓

 

ローズマリーのパン

《材料》

◎ルヴァン種

サワードウ酵母(スターター) 20g

全粒粉 7.5g

強力粉 7.5g

水 15g

 

◎本ごね

全粒粉 75g

準強力粉 75g

強力粉 100g

水 170g+15g

 

ルヴァン種 全量

塩 5g

オリーブオイル 10g

ローズマリー 好きなだけ

 

《工程》

ルヴァン種の材料を混ぜ、室温で嵩が2倍程になるまで発酵させる

同時に粉類と水170gをボウルに入れ混ぜておく

完成したルヴァン種を先のボウルに加え混ぜる

30分休ませる

塩と残りの水15gを混ぜてから、休ませた生地に加える

しっかりと生地になじむまでハンドミキサーで混ぜる

(手で混ぜても大丈夫です。混ぜると捏ねるの間の感じです。)

さらにオリーブオイルとローズマリーを加え混ぜ、しっかり生地になじませる

30分毎にパンチ×4回

パンチ終了後、生地を新しいボウルに移し

室温1.5時間

冷蔵庫18時間 発酵

丸め

ベンチタイム20分

成形

室温1時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ、霧吹き

熱い鍋に生地を入れ

250℃30分(蓋あり)

230℃12分(蓋なし) 焼成

 

 

 

 

 

 

 

★今回使った粉類★

ALNATURIA 有機キタノカオリ(石臼全粒粉強力粉)2kg

ALNATURIA 有機ゆめちから(強力粉)2kg

E65 (準強力粉) 2.5kg

 

【晩ご飯記録】

メニューは、

・鮭とトウモロコシのチーズ焼き(バター、醬油、チェダーチーズ、黒胡椒)

・油揚げとサツマイモの茎炒め(赤ピーマン、ニンニク醤油、白胡椒)

ミニトマト

赤毛瓜のお味噌汁(松山あげ入り)

・玄米

 

食後にプチビール🍺😋