UZURANO小話

パンとお菓子と日々のこと。

全粒粉50%サワードウ

f:id:uzuranobooks:20210807122656j:plain

今回は全粒粉をたっぷり使ったパンを焼きました。

ほんのり茶色のクラムが心を落ち着かせてくれる。

素朴で野趣あふれるパンになりました。

  

《材料》

◎ルヴァン種

スペルト酵母 10g

全粒粉 10g

水 10g

 

◎本ごね

ルヴァン種 全量

全粒粉 125g

強力粉 125g

塩 5g

水 175+10g

 

《工程》

ルヴァン種の材料を混ぜ、室温に4時間程置き発酵させる

(嵩が2倍程度になれば完成)

f:id:uzuranobooks:20210807123500j:plain
f:id:uzuranobooks:20210807123511j:plain

ルヴァン種を水175gに溶かし、粉を加え混ぜる

その後室温に1時間置く

f:id:uzuranobooks:20210807123653j:plain
f:id:uzuranobooks:20210807123703j:plain

塩、残りの水10gを加え、ボウルの中で5分程こねる

f:id:uzuranobooks:20210807142855j:plain
f:id:uzuranobooks:20210807142910j:plain

生地を30分休ませ、その後パンチを行う

(生地を持ち上げ折りたたむ作業をボウル1周分)

f:id:uzuranobooks:20210807143144j:plain
f:id:uzuranobooks:20210807143155j:plain

30分毎にパンチを残り3回行う

最後のパンチが終わったら、生地をきれいにまとめ新しいボウルに移す

f:id:uzuranobooks:20210807143523j:plain
f:id:uzuranobooks:20210807143535j:plain

室温に1時間程置いた後、冷蔵庫で一晩寝かせる(今回は18時間)

次の日、冷蔵庫から生地を出し、室温に1時間置く

f:id:uzuranobooks:20210807144122j:plain

丸め、ベンチタイム20分

f:id:uzuranobooks:20210807144256j:plain

成形し、生地を発酵かごに入れ、室温で1時間発酵させる

その間に鋳物鍋の本体をオーブンに入れ、250℃に予熱(天板も一緒に)

f:id:uzuranobooks:20210807144543j:plain

生地にクープを入れ、表面に霧吹きをする

f:id:uzuranobooks:20210807144630j:plain

生地を天板にのせ、熱くなった鍋を被せ250℃で25分

鍋を外し、230℃で10分焼く

 

f:id:uzuranobooks:20210807144900j:plain

焼き上がりました!

ちょっと形は歪みましたが、こんがりパチパチ焼けています。

f:id:uzuranobooks:20210807145048j:plain

ゆるめに開いたクープ。

 

f:id:uzuranobooks:20210807145205j:plain

しっとりと空気を含んだクラムと、ハードなクラスト。

噛むほどに甘みが増し、全粒粉の力強さを感じます。

f:id:uzuranobooks:20210807150343j:plain

 

今回は、スペルト酵母の使用量を減らし、ルヴァン種も少なく作りました。

酵母を減らし、粉の風味や香りを十分に引き出したい。

そんな目的があったのですが、これはまだまだ追求が必須です。

もっといろいろ焼いてみなければ…🍞