バターで炒めた玉ねぎと、アマニで作るパン。(玄米粉酵母使用、グルテンフリー)
玉ねぎの、甘く香ばしい美味しさ。
アマニの食感。
沢山の旨味が詰まった、パンです。
《材料》
A 玄米粉 60g
A そば粉(細挽き)40g
A そば粉(粗挽き)35g
A サイリウムハスク 7.5g
水 155g
塩 3g
玉ねぎ 小2/1個
アマニ お好みの量
《作り方》
・玉ねぎは細かく刻み、バター(分量外)で炒め、冷ましておきます。
・先のボウルにAの粉類を加え、生地がもったりと重い感じになるまで混ぜます。
・玉ねぎとアマニも加え、生地全体にいきわたるように混ぜます。
・生地をまとめてタッパーに移し、2倍位に膨らむまで発酵させます。
(今回は29℃の室温に3時間程置いてから、冷蔵庫で一晩ねかせました。)
・冷蔵庫から出した生地を室温に置き、常温に戻します。
(今回は27℃の室温に2時間置きました。冷蔵庫から出した時点であまり発酵が
進んでいなかった場合は、ここで発酵が完了するまで時間を取ってもよいと
思います。冷蔵庫に入れなかった場合は、次の工程へ。)
・打ち粉をふった台に生地を取り出し、表面にハリが出るように丸めて成形。
オーブンシートにのせます。
・その後、生地の乾燥を防ぐため、ボウルを上に被せるなどして再び発酵。
1.5倍位に膨らむまで待ちます。
(今回は室温27℃で50分発酵させました。)
・オーブンにストウブやルクルーゼなど、厚手の鍋を蓋ごと入れ、250℃に予熱。
・発酵が終わった生地にクープを入れ、霧吹きで表面を潤します。
・予熱が終わった鍋に生地をそっと入れ、蓋を被せ、250℃のオーブンで35分焼く。
焼けたら蓋を取り、表面に焼き色が付くまで、250℃でさらに8分程焼きます。
出来上がりです。
バターと玉ねぎの甘く焦げた香りが、食欲をそそります。
玉ねぎから出た旨味が、上手く生地になじみ、なんとも美味しい
パンになりました。
ここ一月程、思ったようなグルテンフリーのパンが焼けず、悩んでいました。
原因は、玄米粉の粒子の大きさ。
今まで使っていたものより、粒子の細かいものに変えてみたのですが、どうしても
粉の繊細さが出てしまい、思ったような酵母やパンにならなかった。
クラムに入る気泡の大きさが変わってしまい、とてもなめらかで、きめの細かい
パンになってしまいます。
もっとゴツゴツとした力強いパンを焼くには、少し優し過ぎるようでした。
今回は、以前使っていた粉に戻して焼きました。
パンに、ぶかっと空気を含んだ感じが、戻ってきたように感じます。
粉の粒子の大きさが、パンの出来上がりを左右する。
とても勉強になりました。
新たな気持ちで、また次のパンへ・・。