UZURANO小話

パンとお菓子と日々のこと。

玄米粉酵母作り

米粉酵母の作り方(グルテンフリー)

 

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《用意するもの》

煮沸消毒したガラス瓶(蓋つきものがよいです)

清潔なスプーン

キッチンペーパー

輪ゴム

  

《材料》1日目に使う量

米粉 50g

水 50g

ハチミツ 小さじ1/3程度

 

《作り方》

◎一日目朝

 煮沸消毒したガラス瓶に玄米粉50gと水50g、ハチミツ小さじ1/3を入れ、混ぜる。

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一日目朝 混ぜた状態。

 瓶の口にキッチンペーパーを被せ、輪ゴムでとめ、室温に置いておきます。

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このような状態です。

 

◎一日目夕方

 キッチンペーパーをはずし、清潔なスプーンでかき混ぜる。

 その後また、キッチンペーパーを被せておきます。

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一日目 夕方の状態 

表面に細かい泡が見られます。

 

◎二日目以降

 朝、夕、一日二回、上記と同じ様にかき混ぜます。

 これを、酵母の中に気泡が出来るまで毎日続けます。

 

◎気泡が出来たら

(今回は、二日目の朝にもうこの状態になっていました。早い!)

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二日目朝 気泡が沢山出来て膨らんでいます。

 酵母の半分を捨て、新しく玄米粉25g、水25gを足し、かき混ぜます。  

 ※玄米粉と水の比率は、常に1:1です。この比率であれば、お好きな量に変えて

  作っていただけます。

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二日目の昼 もう2倍に膨らんでいます。

 

 また2倍に膨らんだら酵母の半分を捨て、新しく玄米粉と水を足し、混ぜる

 を繰り返します。

 

◎その後

 膨らむ→捨てる→足すを繰り返していると、酵母の香りが酸味を帯びたもの

 に変化してきます。(最初は泥の様な、変な臭いです。)

 酵母が元気に膨らみ、優しい酸味を感じる香りの良いものになれば出来上がりです。

 

◎保存

 出来上がったら密閉し、冷蔵庫で保管します。

 パン作りに使う時は、冷蔵庫から出したものに、また玄米粉と水を足し

 一旦酵母を元気に膨らませてから使うことをお勧めします。

 

 後は使う度に玄米粉と水を足し、発酵させるという流れです。

 ちょっと酵母の力が弱くなってきたと感じた時は、ハチミツや

 メープルシロップを加えてあげると元気になります。

 

 

今回は暑い日が続き、室温も高かったため、発酵がどんどん進みました。

 

※補足:あまりにも早く発酵が進むため、初日以外、2倍に膨らむ度に一旦

    冷蔵庫に保管し、次の朝粉と水を足していました。以前作った時は

    寒い時期だったので、2倍に膨らむのももっとゆっくりとしたペース

    でした。

 

寒い時期だと、最初の気泡が出来るまでに3日以上かかると思います。

また環境や、使う水の違いなどにも左右されやすいと思いますので、同じ様に

同じものが出来上がらないかもしれません。

でも自家製酵母を作る楽しみは、やってみなければ分からないという部分に

あると思います。(私も何度も失敗しています。)

 

どうか楽しんで作ってみて下さい。

いろんな酵母の情報などもいただけたら、大変嬉しいです!

 

次はさっそくパン作りへ!